新製品 PD 45W 急速充電アダプタ

【情報機器用スイッチング電源】新製品 PD 45W 急速充電アダプタ

装置の小型化にともない、ポータブル機器の増加傾向がみられます。通常ポータブル機器はバッテリーを使用して電力供給をしていますが、バッテリーのエネルギー密度には限界があるため、バッテリーの持ち時間も限られています。そのような状況の中でユーザは一般的な充電では飽き足らず、急速充電技術が市場のトレンドになりつつあります。急速充電技術は主に携帯電話や自動車分野で活用されていますが、APD  (Asian Power Devices Inc.)は市場ニーズに基づき、PD 45W 急速充電用電源アダプタの新製品を開発いたしました。この製品は携帯電話・タブレットパソコン・ノートパソコンなどバッテリーが使われる分野に広く応用が可能です。

重みが増す急速充電技術

現在主流の携帯電話の急速充電技術にはOPPO社のVOOC Flash Chargeやクアルコム社のクイックチャージ(QC)、メディアテック社のPump Express Pluss(PEP)、ファーウェイ社のFast Charger Protocol(FCP)とSuper Chargeがあります。これらの急速充電の標準を定めるためにUSB-IF (USB標準化組織) は最近、USBによる電力供給規格USB PD 3.0の重要更新を発表しました。今回の更新は急速充電技術の規範であるPPS (Programmable Power Supply)を統一し、クアルコムのQC4.0/3.0、メディアテックのPEP3.0/2.0、ファーウェイ、OPPOなど各社の枠組みを修正させることが目的です。また 使用されることになっています。

APDが開発した PD 45W 急速充電製品は USB-IFのPD3.0 急速充電規格に適合しており、下位互換性QC2.0/3.0、PD2.0 等、出力電圧は 5V/9V/12V/15V/19V/20V の6パターンの電圧設計を採用し、多岐にわたるお客様のシステムの充電ニーズを満たすことが可能です。電源アダプタ本体の体積は 100 cc以下のスモールサイズで設計されています。

グローバル安全基準に準拠

W シリーズ製品はプラグ交換が可能な設計で、いろいろなの国のプラグ型に対応でき、中国、米国、英国、ブラジル、オーストラリア、ドイツ、メキシコ、フランス、インド、アルゼンチン、タイ、韓国など 90 以上の国と地域で販売されています。

優れた性能

急速充電製品のエネルギー効率はEU最新のCOC ティア 2および米DOE レベル VI 規制に準拠しています。安全基準については IEC60950-1 standardに適合しており、ESD はIEC 61000-4-2の気中放電15KV・接触放電 8KV の市場高次規準を満たしています。また、電気的性能は出力短絡 (SCP)、過電圧(OVP),過電流(OCP)など多数の保護機能があり、お客様のシステムにとってより安全な電源を提供が可能です。

 

このほか、電子機器のポータブル化が進んだことで多くの電子製品にタッチパネル式ディスプレイが使われるようになっています。しかし、スイッチング電源のコモンモードノイズにより画面表示が乱れる誤動作が生じ、ユーザの使用に支障をきたすことがあります。その点、APDでは長年の開発経験の積み重ねを生かし、タッチパネル式ディスプレイの誤動作問題の最適化を設計上でIEC 62684 標準に準拠した形で行っているため、ユーザはディスプレイの誤動作の心配をすることなく、操作を楽しみながら安心して充電することができます。